飲食店・小売り・サービス業向け総合支援サービスの開発・運営を行う、株式会社ナシエルホールディングス（本社：東京都新宿区、代表取締役：後藤俊輔、中村幸司　以下「ナシエルホールディングス」）は、2019年7月17日（水）、サッポロビール株式会社主催の「成長外食チェーン企業の人財戦略シンポジウム2019 in TOKYO」に協賛し、同シンポジウムに登壇しました。

シンポジウムの開催趣旨

人手不足が叫ばれる中、あらゆる産業の中で飲食サービス・宿泊業は最も離職率が高く（※厚生労働省「平成29年雇用動向調査」より）、店舗経営において一番苦労するのは「人材」です。最近では「バイトテロ」と呼ばれる従業員の問題行為も相次ぎ、多くのメディアにも取り上げられました。会場でも、120名集まった飲食店オーナーに挙手アンケートを実施。人材の採用、離職率の改善、残業問題や育成を課題と感じている人は6割にも達しました。外食業界における、人材の課題解決は現在最重要事項となっております。

本シンポジウムに弊社ナシエルホールディングスが協賛し、挨拶を務めさせて頂きました。株式会社subLime　代表取締役　花光雅丸氏、養老乃瀧株式会社　営業グループ　関東エリアFC第1チーム　エリアリーダー　中島　達也氏、社労士法人グローバルコンテンツジャパン　代表　グローバルユニオン　組織発起人　馬塲亮治氏、株式会社ROI　代表取締役社長　益子雄児氏、株式会社あしたのチーム　高橋恭介氏、にご参加頂き、外食成長企業の労務管理、人事評価制度、採用戦略についてお話いたしました。

講演①

成長企業に必要な労務戦略

社労士法人グローバルコンテンツジャパン　代表　グローバルユニオン　組織発起人／馬塲亮治 氏
外食成長企業の喫緊した課題である離職防止対策、残業時間規制対策、未払い残業対策、有給取得義務化対策等の労務戦略について、業界に特化した視点でお話いただきました。

講演②

人材定着、人材活用を実現する!飲食業界向け「ゼッタイ！評価®」

株式会社あしたのチーム　代表取締役　髙橋恭介 氏
慢性的な人手不足（飲食業の8割が人材不足）、新卒の離職率が50%超え（全産業で最高値）、恒常的な長時間労働、サービス残業等、外食成長企業が抱える人事課題を、同業他社の事例と共に報酬連動型人財育成プログラムで解決に導く策をお話頂きました。

パネルディスカッション

株式会社subLime　代表取締役　花光雅丸 氏
養老乃瀧株式会社　営業グループ　関東エリアFC第1チーム　エリアリーダー　中島達也 氏
社労士法人グローバルコンテンツジャパン　代表　グローバルユニオン　組織発起人　馬塲亮治 氏
株式会社ROI　代表取締役社長　益子雄児 氏
株式会社グローアップ　代表取締役　仲真良広
株式会社あしたのチーム　代表取締役　髙橋恭介 氏
[ファシリテーター]
株式会社あしたのチーム　取締役　赤羽博行 氏

テーマ１：各社の成長を実現させている採用戦略

多業種多店舗展開している株式会社subLime花光氏の採用の秘訣は、社員を独立させること。これらがクレジットになり、採用に成功し、これまで100名近くの独立を支援してこられました。また、養老乃瀧株式会社中島氏は「学生社員」の雇用を積極的に行っており、親御様が心配する中、企業が用意した寮に入り、学業と社員業の両立を支援するといった取り組みをされています。

テーマ２：外食企業の人事評価制度を考える

社労士法人グローバルコンテンツジャパン馬塲氏は、採用広告費と未払い残業代が概ね同額であり、残業代さえしっかり払っていれば、離職率は低下し、採用広告費が削減される。そこに舵を切る大切さを話されました。株式会社あしたのチーム高橋氏は、飲食業界では、特にキッチンスタッフに対しての評価とゴール設定が最も難しいからこそ、評価制度を導入し、一定の納得感と平等性を担保することが重要であるとお話頂きました。弊社グループ会社代表仲真は、正当に評価される仕組みの中で、上司と部下が同じ目標に向かえることが社員同士の不満軽減に繋がり、組織の成長を成し遂げられたと話した。

各社サービス内容のご紹介

登壇頂いた企業様の各社サービス概要についてご紹介致しました。弊社は代表取締役 兼　株式会社M&A Properties代表取締役 中村幸司をはじめ、M&A仲介、企業価値評価・向上に関するコンサルティングや人材仲介業、飲食店・小売り・サービス業向け総合支援サービスについてご説明し、グループ会社全体のプラットフォームについてお話した。

「成長外食チェーン企業の人財戦略シンポジウム2019 in TOKYO」開催概要